サウンドヒーリング初体験

まずはうつ伏せになって寝て下さい。次にヘッドホンを付けますね。

この歳になって不思議な体験をしました。「目の前に映像が順々に出てくる 寝ているのか寝ていないのか ウトウトだが、意識はあるし・・・」

ここは目黒駅から5,6分歩いた閑静な住宅街の一角にある喜田圭一郎先生のヒーリングガーデン

一度は行きたいと以前から思っていましたが、なかなか実現できませんでした。しかし、このたびやっと行けたのは、喜田先生の宮古島の癒しの波音CDブックが出版されたのが、きっかけです。屋久島の清流音の次に出版されたものです。

喜田先生はもともと音響装置を作る仕事をされていましたが、チェロの音が体に何らかの良い影響をもたらしていることを知り、音と体の関係を探るために本来の仕事を投げ打ってその研究に没頭したようです。

そしてとうとうオリジナルの体感音響装置を作り上げ、この装置を用いたサウンドヒーリングという分野を確立した第一人者であります。

現在サウンドヒーリング協会の理事長として音と体、健康、病気に関する研究をされており、音が体を調節し、病気にまでも変化をもたらすことを示され、世の中に広めるべく世界中を飛び回っています。

喜田先生とはじめてお会いしたのは2年ほど前で、私がお手伝いをしている特別養護老人ホームまごころ館の理事長の紹介で、当院にて琉球温熱を体験していただきました。

喜田先生は人を温かく包みこむ笑顔の持ち主であり、そのときにその笑顔で琉球温熱を褒めていただいたのを今でも覚えています。

 

サウンドヒーリングはヘッドホンからヒーリングのために特別に作曲された音楽が流れ、その低音域の音(150Hz以下)は小型の体感音響器から出て、体に当てると振動として伝わります。この結果心も体もリラックスして自律神経の調節、血行促進、免疫力アップにつながると言われています。

私には低周波治療器を当てているように感じましたが、実際に耳から聞こえる音楽と骨伝導として伝わる音がシンクロして体全体が音に包まれているように思えました。

そして、体感音響器を背中から臀部、大腿、下腿、足底へと今回施療してくれたニーニャさんが動かして行く中で、徐々に体から力が抜けて行きました。

実はこの日、目黒に来る前の診療が少しハードで左の眼の奥と頭部から頸部にかけての痛みあり、うつ伏せに寝ていることが多少辛く、施療中も首の位置などが気になっていました。

そして、施療をすすめて行くうちに目の前に今まで見たことのない人の顔や景色の映像が次々と現れてきて、こんなに沢山の映像が出てこなくてもいいのにと思ったほどです。この間も首のことを気にしており、自分では寝ているとは思いませんでした。

しかし、施療後ニーニャさんによると体は十分に力が抜けて、時折ピクッ、ピクッと動いていたようです。つまりREM睡眠に近いかたちで寝ていたのですね。

今回のケースを自分なりに分析してみると

睡眠段階でいうと覚醒段階から第1段階のまどろみ期、入眠期に比較的早くに陥ったものと思われます。この第1段階の脳波はα波が覚醒時の50%以下になりリズムがなくなり平坦化し、低電位の徐派であるθ波が不規則に出てきます。この脳波に似た形がREM睡眠で出現すると言われている以外に目を閉じて心を静め無心になって想念を集中させる“瞑想”でもあるようです。

今回は瞑想をしたわけでもありませんが、サウンドヒーリングによりそれに近い状態が作られた可能性があります。しかし、まだ一度きりなので何とも言えません。

施療直後は不思議な感覚が前面に出ていて頭痛、頸部痛は続いていましたが、2時間後すっかりその症状は消え、その後心地よさが残りました。不思議です。

近々、再びお伺いして体にどんな変化が起こるか確かめてみたいと思います。

サウンドヒーリングには人が本来持っている自然治癒力を引き出し、健康維持、病気に対して様々な効能があるようで、琉球温熱の考え方とも近く、私ももう少し深く勉強してみたいと思います。

また当院では屋久島の清流音と宮古島の波音を流しておりますが、琉球温熱や高濃度ビタミンC点滴時のリラクセーションに、好評いただきとても役に立っております。

よって身近なサウンドヒーリングとしてご自宅でも流されることをお薦めします。